今回は、外資系転職をマンツーマンで伴走サポートする「外資系転職キャリア塾」にて外資系転職に成功し、年収350万円アップを達成したMさんのインタビューをご紹介します。
■Mさんの経歴
- 32歳女性(転職当時)
- 日系企業の法務部から外資系企業の法務部に転職
- 年収550万円から900万円へ、350万円アップ
※Mさんの所属先や年収は、インタビュー当時の情報です
■インタビューの内容
- 当初「キャリアに一貫性がない」ことで書類選考がほとんど通らず苦戦していた
- 面接官の目に留まる職務経歴書となるよう指導をもとに何度も作り変えた
- 一貫性のあるキャリアストーリーを作り込み面接でアピールするコツをつかんだ
- 最終面接の後、転職エージェントに給与交渉してもらいながら年収900万円のオファーを獲得した
- 転職後1年経ち管理職へキャリアアップすべく英語力を磨きつつ、パフォーマンスを正しく評価してもらう努力を続けている
ぜひ、Mさんの事例をきかっけに、今後のキャリアを考えるうえでの参考にしてみてくださいね。
1.外資系転職に挑戦する前の悩み

Mさんは、今回転職するまで何社ぐらいご経験されていたんでしたっけ?

3社、いえ、短期雇用も含めれば4社経験しました。

しかも東南アジア諸国に行って働いてましたよね。

はい。面白そうだなと思ったらなんでもやってしまう性格で。
結果として経歴がよくわからないことになって「キャリアに一貫性がない」と見なされていたようです。

Mさんが「外資系転職キャリア塾」の実践サポートプログラムに参加しようと思った経緯をお話して頂けますか?

給料を上げたくて転職活動をしていたのですが、書類選考がほとんど通過できずに悩んでいたんです。
そんな中、以前一緒に働いていた亀井さんから「外資系転職」という選択肢を教えていただきまして。亀井さんの人柄もよく分かっていましたし、転職のご経験も豊富(※注:転職12回)で本当に頼れる方だったので、お願いしようと思いました。
これまでずっと日系企業で探していたので、まさか自分が外資系企業に入れるとは思いませんでした。

日系企業にいると「外資系企業に転職しよう」という発想がなかなか湧かないばかりか、「1回の転職で年収が数百万円上がる」なんて、言われてもにわかに信じられないですよね。

はい。日系企業でずっと勤めていると、昇給があっても「月給で4,000円くらいしか上がらない」みたいな感覚になってしまいがちなので。

一口に「日系企業」といっても色々ありますが、人事制度ありきで考えることに慣れてしまっていて、給料を急激に上げたり、自分で選択してキャリアを築く。という発想がもちにくい印象があります。
一方で外資系企業だと、職種とポジション(役職)ごとに給与がある程度金額が決まっているうえ、「ポジションを上げるには何の能力が必要なのか」が明確で、努力すべき領域を特定できるのでキャリア戦略を立てやすい。という理由でおすすめしています。
2.外資系転職を経て年収350万円UPを達成したプロセス

実際、「外資系転職キャリア塾」に参加してみていかがでしたか?

「長期的な視点でキャリア戦略を立てられるようになった」ことがとても良かったです。
求人の動向を見て、どういうスキルが求められているのか、その職種の傾向を知ることで、自分の今後のキャリアの積み方についても考えることが出来ました。

「こういう風にキャリアを見ていけばいいんだ」という気づきが得られたんですね。

そうですね。職務経歴書を何度もチェックしていただいた結果、「バラバラなキャリアであっても、一貫性のあるストーリーとして職務経歴書に落とし込み、説明できれば評価していただけるんだ!」と見方が変わったんです。
あと、「ストーリーをもとに自分をどうアピールすれば相手に響くのか」など面接で使える技術を教わった点も、とても勉強になりました。
これまでも職務経歴書は作ってましたが、今回初めて「書き方・作り方が本当に大事」だと実感しました。

職務経歴書は、面接官が一目見て「お!」となるように整理することが重要です。
キラッと光る職務経歴書の書き方には秘訣があるんですが、Mさんが最初に出してきた職務経歴書だと、おそらく最後まで読まれることなく終わっていた可能性もありますね…。

「この箇所はこういう風にした方がいい。次、書き換えてみて」と言われたところを、すぐにフォーマットを変えて出し直しましたね。
自分で作成した職務経歴書とは全く違った別物のような職務経歴書が出来上がり、それをエージェント経由で応募先に提出しました。

職務経歴書を何度も作り変えた結果、書類選考はどうなりましたか?

20社に応募して、何故か18社書類選考に通過しましたね。短時間であまりに多くの会社から面接が入ってしまった為、8社に絞りましたが。
亀井さんがご紹介くださった、今まで使ったことのないエージェント経由で応募したものです。

それは高確率で通過しましたね!
書類通過率は、1~2割程度で止まってしまう人が多いと聞きますから。

2次面接や3次面接が入ると、やはりスケジュール管理が大変でした(笑)。
なので、見込みが薄いと思ったら、こちらからお断りしましたね。

面接を受ける中で、大変だったことは何かありましたか?

結構ありました。やはり、「キャリアの一貫性がない」という点を突っ込まれました。
一応説明はするんですけど、どうしても通じないこともありました。
その場合、話がかみ合わないのに、なんでこんなに時間をかけて面接してるんだろう…と情けなくなってきてつらかったです。
なので、やっぱり相性の問題なのかなと。内定をもらえる会社は、一貫性を持たせて説明すればすぐ伝わるんですよね。

私も正直、1つの会社に長く勤めている人事部長さんとの面接は苦手でしたね。
私の転職回数が多いことが納得できないのか(笑)全然理解されず、聴く耳をもっていなかったりするんですよね。
書類選考で落としておいてよっ!と思ったことも何度かありました(笑)。

それ、すごい分かります!(笑)

たまたまその人事部長を突破して、転職後に自分の直属の上司にあたる人と面接になった時は、話がばっちり合ったりするんですよね。

あります、あります!
「外資系企業」といっても色々な会社がありますが、私が今いる外資系企業は勤続年数が長い人も多いので、そういう意味ではやや日系企業っぽい雰囲気もありますね。

多くの応募者は、相性が良い会社と出会う前に諦めてしまうんですよね。
応募先の実務をよく知らない人事部長さんなどが最初に面接官となると、実務能力よりも「長く働いてくれそうか」「会社のカルチャーに合うか」などの基準で評価されてしまう傾向があります。
その会社の対応は、人事制度や面接への考え方などによって異なるので、 自分に合うかどうかは正直「運」の要素もあるんですよね。
なので、面接に失敗して反省ばっかりしてても先に進まないので、私としては「数を打てば当たるよ」という考え方をおすすめしています。

亀井さんからは、面接がうまくいかないときにメンタル面も含めてフォローいただきましたが、オファーが出たあとも給与アップの交渉方法などを相談しました。
ご経験を踏まえたアドバイスが欲しかったので、とても心強かったですね。

給与交渉や企業への応募者アピールの上手さって、エージェントによって実力差がありますよね。
外国人のエージェントだとアピールポイントをつかむのがものすごく上手で、企業とのマッチングもちゃんと考えるから、応募者の魅力が上がるように紹介してもらえることもあります。
そういうエージェントに頼むと、面接も比較的繋がりやすいし、最後の金額交渉も見事にやってくれますが、「給与を上げて転職する」という感覚がそもそもエージェントの担当者ご本人にないと、給与交渉はまずやってもらえません。
なので、ここは割り切って、外国人のいるエージェントに登録しておくことも大事ですね。

個人的な感覚としては、日本人のエージェントさんだと、「何が強みで、何ができるのか」「どうアピールするのか」を安く見積もって案件を紹介してくるイメージがあります。
一方で外国人のエージェントにお願いすると「え、私なんかがこんな求人案件を受けていいのかな」って思うような、レベルが結構高い案件を紹介していただけるんですよね。
それでも彼らは私の職務経歴書を提出して面接を勝ち取ってくるので、すごいなと。
とはいえエージェントさんも、応募者がどういう人間なのか背景までなかなかつかめないと思うので、やはり亀井さんに橋渡ししていただけると、より一層心強いなと思いますね。
3.外資系転職の後も給与を上げ続ける働き方

新しい会社に入って今1年くらい経ちましたが、いかがですか?

おかげさまでとても安定した会社なので、できるだけ今の会社でなるべく長く、5年くらいは働きたいと思います。
支社長からは「マネジメントを覚えていってほしい」と非常に期待されているので、事業拡大して予算を組んでもらえたらマネジメント経験も積めるかなと思っています。

外資系企業でも企業規模が大きくなるほど部下が多くなるので、マネジメント能力が上がり、それが評価されると、同じ仕事であっても給与がさらに上がる傾向があるんですよね。
30代である程度専門性を発揮できて、さらにその会社でキャリア構築できれば、後から英語力とかマネジメント能力を身に着けて行けば高みに昇っていけると思います。

外資系企業だと、やはり英語の能力はとても大切ですよね。これは5年以内に伸ばそうと目標にしています。
ポジションが上がれば上がるほど本社とのやり取りが増えてくるので、口頭で英語のやり取りできるかどうかはかなり重要でして。
リスニング・スピーキング能力を伸ばしていかないと、キャリアアップは厳しいかなと思います。

30代で外資系企業に入るだけだったらTOEIC550点くらいでも十分ですが、入社後にキャリアアップするなら英語力と実務能力は必須ですね。
さらに、能力を自分でどう評価していくかも重要です。外資系企業の特徴ですが、自分の業績目標を自分で設定することも多いんです。

私が入った外資系企業もまさにそうです。

ですよね。しかも、目標の達成基準も自分で設定することが普通です。
なので、自分のパフォーマンスを数値化しつつ、評価されやすいようにアピールする技術も必要になりますね。
特にバックオフィス部門は「どのくらい成果が上がったのか?」が分かりづらいので、どんな仕事をどのくらいして、どんな結果を出したのかを必ず数値化して、アピール材料にする必要があります。
例えばExcelで関数を組んで、「元々は工程が7つあったところを2工程で済むまで削減したら作業時間が10分の1に減りました!」など、数字で結果が見えるようになっていれば、やはり目を引きます。
あとは、自分が創意工夫したケースを必ず文章化しておいて、周りからみても分かりやすいように工夫しておくなどですね。そのやり方で、入社後も私は給与交渉して、年収をアップさせました。

はい、亀井さんに教えてもらった「記録のコツ」は、今も実践しています。
在宅勤務の日などは特にきちんと仕事をしているのか疑われる気がしますし、証拠という意味でも記録を取りながら仕事するのは大事だと思うので、今後も続けていきます。

はい。是非続けてみてください。
パフォーマンスを発揮して高評価を得て、ポジションも年収も上げて更に活躍してくださいね。
4. まとめ
今回は、外資系転職をマンツーマンでサポートする「外資系転職キャリア塾」を経て外資系転職に成功し、年収350万円アップを達成したMさんへのインタビューの一部をご紹介しました。
「外資系企業へ転職すると給与が上がるっていうけど、本当なの?」 「外資系企業に転職っていわれても、いまいちピンとこない」
日系企業に勤める社会人にとって、「外資系企業への転職(以下、「外資系転職」)」はあまり一般的ではないようですが、給与を大幅(目安:年収200万円以上)にアップさせるだけでなく、長い目でみてキャリア構築しやすいという点で、外資系転職は大きなメリットがあるということが少しイメージが湧いたでしょうか?
■記事のまとめ
- Mさんは、当初「キャリアに一貫性がない」ことで書類選考がほとんど通らなかった
- 面接官の目に留まる職務経歴書となるよう、指導をもとに何度も作り変えた
- 一貫性のあるキャリアストーリーをもとに面接でアピールするコツをつかんだ
- 最終面接後に転職エージェントに給与交渉してもらいながら年収900万円のオファーを獲得した
- 転職後1年経ち管理職へキャリアアップすべく英語力を磨きつつ、パフォーマンスを正しく評価してもらう努力を続けている
※「外資系転職のリアルな事情」「外資系企業の実態」など、記事で伝えきれないオフレコ話は、私の外資系転職12回および20年間の外資系勤務経験をもとに、メルマガ登録者にのみお伝えしていきます。
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